結論から申しますと意味はあると思います。
確かに、見る人からすればサイトがいつリニューアルしたかなんて興味がないかに思えます。
しかし、自社のサイトの変遷を辿る上で、何かに記録しておくことは大事かと思います。
自社のサイトの歴史がわかる
だったらそれをサイト上に記しておこうという発想ですね。
コンテンツにしてしまおうというワケです。
試しに「サイトをリニューアルしました」で検索して見てください。
わんさかコンテンツが出て来ます。
もしあなたが新入社員だったら自社のサイトが何回リニューアルしているか調べて見るのもいいかもしれません。
リニューアル前のスクショをとっておきましょう
WEBサイトは印刷物のように物体としてとっておくことができません。
また、WEBサイトをCMS化していたり、動的なシステムで構築していたりすると、前のフロントエンドの状態をデータとして保存しておくのも結構面倒だったりします。
なので、主要なページをスクショにとっておくと、フロントエンドの状態をひとまずとっておくことができます。
サイトをリニューアルしました、と発表すると同時に前のサイトはこうでした、とスクショを添えておくと見る人にとってもちょっと面白いかもしれません。その差がおもしろかったりすれば。
↓あまり面白くない弊社の前のWEBサイトのスクショ(クリックで拡大)。
実はサーバ移転のため、一時的にワンページ構成にしていました。実質2ヶ月くらいの命でした。
リニューアル前後のアクセスを比べる
また、リニューアルしたのがいつか分かっていれば、その前後でアクセスがどう変わったかを比べることができます。
サイトリニューアル前後でアクセスアップにつながっているか?コンバージョンアップにつながっているか? WEB担当の人、特にリニューアルを担当した人なら、気になるところです。
リニューアル前後にアクセスを比べることは基本中の基本と言えます。なので、古いサイトのインデックスが引き継がれているか? リニューアルすることによって、アクセスダウンしてないか? リニューアルに投資した分が回収できているのか? といった重要な指標になるでしょう。
人生だって、転職を気に年収が上がったり、下がったり気になるでしょう。
分析は大事です…。
営業に活用しましょう
あなたが、WEB制作会社の人なら「サイトをリニューアルしました」というコンテンツの日付を見て、営業をかけることもできます。
「サイトをリニューアルしました」というお知らせが、5年前の日付で、その後ほとんどアップデート情報がないサイトを見たら、そろそろ「リニューアルしませんか?活用できてますか?」と営業をかけることができますね。
大きなお世話だと思われるかもしれませんが…。
まあ、サイトに明示しなくても、社内でいつリニューアルしたか把握しておくことは大事と言えるでしょう。