多くのWEB制作会社が、ホームページ制作をパッケージで提供しています。
その値段と内容は様々で、「無料で作成するので、更新とサーバなどのメンテナンス料はいただきます」といったパターンや、「30万円でトップページ・サブページ10ページまで」と言ったものから、多種多様です。
本来企業のWEB担当者は大変なんです
今までの経験からすると、WEBを管理する部署がある会社はよほど大きなところだと思います。
企業内に担当者が一人、もしくは総務部の者が兼任、と言ったところがほとんどで、専任はなかなかいないのではないでしょうか?
誰もいなくて業者に丸投げ? もちろんあるでしょう。
さて、タイトルの話に入りましょう。
そういった企業を相手に、「原稿はご支給ください」というのは酷ではないでしょうか?
「会社案内くらいあるだろう?」
今現在、WEBサイトがない会社にとっては、確かにそれくらいあるかもしれません。
しかし、それに載っているのは、会社概要と事業内容の箇条書き。よくて、トップのメッセージ、事業の説明が4〜5行と言った内容です。
もちろん、これでもWEBサイトは作れます。
1ページなら。
「今までの、ホームページがあるんだから、その内容を使ってくれればいいよ」
というパターンでは「サイトが古くてリニューアルしたい」という狙いがあると思います。
正直サイトの寿命は平均3年、長くても5年くらい
です。
この数字は、技術的なところやトレンドなどを踏まえた、あくまでも弊社の経験値であって、ホームページは食べ物のように腐るわけでもなく、機械のようにガタがくるわけでもないのですが(大規模サイトはガタがくるという表現は当てはまるかもしれません)、実際にはなぜか寿命が来ます。
今、ウェブサイトは当たり前のように作る時代です。
星の数ほどあるサイトから、貴社のページにお客様がたどり着くべく作るにあたり、原稿を先ほど言ったクライアントの総務が用意する、というのは難易度が高い要求だと思います。
自社を語る原稿も大事ですが、来た人が求める原稿を
ここで、言いたいことはクライアントの原稿がしょぼいということでは決してありません!
社内に質の高いコンテンツを作れる人がいる企業様ももちろんあります。
だとしても、本来の業務が忙しく、それを作っている時間がない、という場合が実際にはほとんどです。
文章ならまだしも、高品質なイメージ写真やグラフィック素材を作れる人は社内にいないでしょう。
原稿を作るのは非常に難しいのにもかかわらず、「原稿支給」という条件が、結果として制作会社はサイトを組み立てるだけですよ、と言い切っているようなものなんです。
組み立てるだけなら、簡単に安価なサービスがたくさんあります
それらを利用すればコストだけ見ればかなり節約できます。
そう、でも原稿を生み出すコストは削減できません。
WEBサイトで一番重要なのは「原稿」です。
その原稿(コンテンツと言い換えることもできます)を勝手に作ることは出来ないので、ホントノではお客様と一緒に作り上げます。
「原稿は全てご支給ください」なんて言いません。
総務兼任のWEB担当者の方、または、いきなりWEB担に任命された方。
ぜひ、一緒にサイトを作りましょう。