士業の方は実績をアピールして顧客とつながる

実績マネージメント

士業が厳しくなってくると言われています

専門的な知識を持ち、資格者しかできない安定業種と言われていた「士業」。
少し前の記事ですが、

「会計士、税理士、弁護士・・「士業」総崩れ 「TPP」も逆風になるのか」
http://www.j-cast.com/2013/04/17172963.html
や、最近だと「“10年後になくなる職業”税理士に聞く 生き残るための生存戦略」
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1603/09/news028.html
とまで言われています。

専門的な知識というのは、インプットするだけであれば、デジタルやAIで代替できてしまいます。
重要なのはアウトプットです。

例えば、税理士で言うところの経理自体のインプットは、伝票入力という事務作業で誰でもできます。これらを税務アドバイスとセットで行なっている会計事務所も多いと思います。この作業は、昨今のクラウド型会計サービスの普及で飛躍的な効率化が見て取れます。

また、行政書士や司法書士における書類作成も、ある程度オートメーション化ができそうです。様々な情報やテンプレートもWEB上にたくさん散らばっています。それを組み合わせれば自分でなんとかなる、といったケースも増えてきています。

このままでは最後の書類のチェックだけ専門家に頼む、と言うのが業務のスタンダードになってしまいます。そうなればどうなるか?は想像の通りです。

最近若くして起業された方が言っていました。上がってきた定款を見て、
「こんなの、ネットのテンプレートから自分でちょっと付け加えれば出来たよ。。。
起業資金が少ないので、自分でも出来たな。」

もちろん、「この方の意見が正しい」と言うわけではありませんが、それくらい情報が行き渡っていると言う一つの証拠です。

士業も差別化が必要

今後のこれら士業も、他者との差別化が必要になってきます。
各顧客からインプットされた情報へのアウトプットを導き出すスキルです。
それは、その人の経験や実績に左右されるはずです。

こういうケースは、前に見たことがある。
こういうケースは、こうすれば良くなる。
こういうケースは、放っておくと悪くなる。

などなど、経験に裏打ちされた情報は人に蓄えられます。

そのアウトプットを顧客にどうやってアピールすればよいでしょう?
ホームページでプロフィールのページを充実させますか?
ソーシャルメディア上でアピールをしますか?
ブログを始めますか?
もちろんそれらも有効かもしれません。

実績を時系列で見せられるリレキノなら、あなたのプロフィールを簡潔に、スマートにマネジンメントすることができます。あなたが、多くの士業の方を抱える事務所の経営者であったら、なおさら所属している人材の特徴を顧客にアピールすることは重要でしょう。

個人事務所で士業が多くなって、顧客の奪い合いが発生しているのであれば、顧客を集めるための広告文を必死に考えているのであれば、いままでの実績をまとめて、実績紹介ページを作って、顧客にアピールするのも手だと思います。

人によるアウトプットで差別化するのが、士業のこれからの顧客集めにつながります。

え?顧客の情報は出せない?
もちろん、伏せたカタチで結構です。

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などなど。

要は伝わればいいのですから。

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