キャリアプランニングとは、職業の履歴を元にしたライフプランニングと言い換えられます。よって、現実的な仕事に、なりたい自分を重ねて転職先を選ぶ必要があります。キャリアの目標に向かって、何をするべきかが明確になり、転職の際にも年収アップとなる重要な指標となります。
あなたは何をして来た人なの? と言われないように
ちなみに、最近では年収ダウンもキャリアアップの評価になり得ます。転職=年収アップ=キャリアアップではありません。しかし多くの方が年収アップを目指して転職するのは事実でしょう。
転職の際に重要となる「職務経歴書」ですが、職務経歴書は履歴書のように決まった形がないので、自分に合ったカタチでアピールすることができます。その分、どうやって書くか悩んでしまう方も多いでしょう。
1.職務経歴書もパッと見が大事
職務経歴書は文字ベースですが、第一印象はやはり大切です。自分をアピールしたいために、あれもこれもと書きたくなりますが、採用担当者はいくつもの職務経歴書に目を通さなければならないのに、全て読んでくれるとは限りません。
前職ではどのような経験、実績があるのか、志望理由など重要なことが、すぐに分かるように書きましょう。最初に概要を入れて、詳細は別に書くといった技も有効です。
転職サイトの登録時の入力欄は、定型化されていて、なかなか難しいと感じることもあります。WordやPDFで、別途アピールできることをまとめて添付できるようになっている機能があればぜひ活用しましょう。
2.抽象的、専門的な表現は避ける
そして抽象的な表現は避け、具体的な表現を心掛けるようにしましょう。大きな成果をあげた、熱意を持ち取り組んだというような表現は、読んでいる側からすれば、ピンとくるものはありません。他の人と差をつけるためには、具体的な実績の数字を出したりと目にとまる工夫をしましょう。
また、専門的な表現は、概要には書かず、詳細説明で書くことをお勧めします。なぜなら人事部の方が必ずしもその部門の専門家ではないことも多く、パッと見て専門的な表現ばかりだと読み飛ばされてしまう可能性があります。もちろん専門性をアピールする必要もありますが、ぐっとこらえて、それは詳細欄に入れましょう。
3.パーソナリティをアピールする
そして、実績も大切ですが、人間性を重点的にアピールすることも大切です。職務経歴が浅い人の場合、採用側も職務経歴が浅いことは見ればわかります。例え、「盛っていた」としても、人事部も百戦錬磨です。すぐに浅い経歴を誇張して見せているな、と分かってしまいますよ。
そういう人には、どんな仕事をしてどんな実績をあげたかよりも、自分のやる気、積極性、ポテンシャルなどを重視して書きます。仕事に対してどのような姿勢で取り組んできたのか、どのような考えを大事にしているのか、目指す人間像はどのようなものかなどを重点的に記入するとよいでしょう。
ビジネスマナーをさりげなくアピールしたり、仕事以外に個人で何か活動していたりすれば、さりげなくアピールするのも手です。「人となり」はなかなか表現できないものなのです。自分はどういう人物か?を客観的に書くことが大切です。
転職方法も多様化しているので職務経歴書も定型フォーマットにこだわらない
自己PRや志望動機を書く際には、採用担当者の目にとまりやすいようなキーワードをいれておくことが重要です。ある大手の採用担当者は職務経歴書の中身の3割ほどしか読まず、ざっと流し読みをしているという現実があります。流し読みでも目にとまるようなキーワードをしっかりと記入しておきましょう。具体的には、工夫したこと、目標にしたこと、達成したこと、身につけたスキルなどをキーワードとして入れるとよいでしょう。
今は転職方法も、ひと昔前より多様化しているので、最初にサマリーやインデックスを入れるなど、職務経歴書もフォーマットなど気にせずに、多様化していくべきでしょう。
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