あなたの会社のロゴやマークはどんな感じですか?
「途中で入ったから、分からないけど既にこのロゴだった。」
「そういえば、ロゴの由来は聞いたことなかった。」
「これってロゴなの?っていうレベルなんですが。」
もちろん、各社様々な事情があって現在のロゴになっていると思います。ロゴマークがない会社も、もしこれから作るのであれば参考にしてください。
もし、これからロゴを作るのであればアイコンを意識すべし
「CI」や「VI」と言った言葉を聞いたことがあると思います。
「CI」はコーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity)
「VI」はビジュアル・アイデンティティ(Visual Identity)
です。これに基づいてロゴマークは作られるべきですが、よほどの大企業でもなければそんなに大げさに考える必要はありません。考えるに越したことはないかもしれませんが、時間ばかりかかってしまいます。
(「CI」や「VI」って何?って方は他にたくさん記事があるので検索してみてください。)
じゃあ、早速ロゴ30案作ってくれるクラウドワーカーに発注しよう!
というのもアリなのですが、ここでは、今後の企業のロゴなどを考える際に意識しておいた方がいいかもしれないポイントをご紹介します。
アイコンを意識する=SNSやアプリを意識する
現在、インターネットを意識せずに会社、お店、商売、仕事をするのは不可能です。無視できない存在なので、意識して親和性を高めた方が得と考えましょう。
そうなると、ロゴは企業にとってアイコンと言えます。SNSなどで定番の四角い(もしくは丸い)写真のことです。アバターなどとも言いますが、日本ではあまり馴染みがない呼び方です。
アプリなんかはアイコンは完全に「顔」になります。「いや、うちのはアプリじゃないから」なんて言ってる場合ではありません。スマホにWEBサイトをブックマークすると、アイコンとして表示されます。その状態を見るとアプリアイコンとなんら差はありません。
(もし、自社のサイトがスマホのホーム画面に追加した時にアイコン表示されない時は貴社のサイト管理会社に連絡して設定してもらいましょう)
企業ロゴをアイコンにした時に、どんな感じになるかを意識する必要があります。
すなわちやたら横長や縦長のロゴはアイコンにした時に見えにくいというデメリットがあります。
ちなみにこのロゴは、横長のサービスロゴですが、アイコンのスクエアタイプも用意しました。

横長ロゴのReの文字を、よりくっつけたアイコンロゴによって両者のブランド感の統一を図っています。
もし貴社のロゴがもう既に横に長ーくなってしまってたら、リニューアルする時に考え直すか、そのロゴの一要素を抜き出してアイコン化する方向を考えて見てください。
ブラウザのタブヘッダーなどにも表示される「ファビコン」というのもあります。こちらは小さいので複雑な部分は再現できませんが、小さいながら存在感は抜群です。ほとんどの会社がPCで作業していますし、1日に何度もブラウザを見るでしょう。そこに表示されるのですから以外と重要です。
アイコンとロゴマークをセットで考える
もしこれからロゴマークを作るんだ!という会社様は、アイコンを最初から意識してデザイナーに考えてもらいましょう。
もしくは、ロゴマークはロゴマークで、アイコンも一緒に発注しましょう。セットで考えれば、統一性も出ますし、それこそ「CI」や「VI」を意識して考えてくださいと言えば、デザイナーも腕が鳴るというものです。
ほとんどのアイコンは正方形(スマホでは角丸になっている場合もありますね)か、正円系です。丸にした時に端かけてしまわないように、配慮するのもいいでしょう。
弊社のロゴを例にとると、四角い!が為に丸にすると端がかけてしまうので、少し余白を入れたバージョンも作りました。

これなら使い分けられます。
SNSなどを意識してロゴマークを最初からキャラクターにしてしまう
ロゴマークを最初からキャラクターのように顔などを意識したデザインにするのも良いでしょう。特にCtoCの企業であれば効果が大きいです。SNSなどで威力を発揮するでしょう。有名どころでは twitterやstarbucks。古くはケンタッキーのカーネルおじさん、不二家のペコちゃん、キューピーちゃん。ロゴの一部がキャラだったり。マークが顔といった例はたくさんあります。
後からキャラクターを取ってつけたように作るのではなく、もう最初からうちのマークはこの顔だ!くらいの方が覚えてもらいやすいですし、名前はわからないけど、「鳥さんのマークね!」とか、「あの黄色いお化けのマークね!」言ったように親近感も湧きます。
まずキャラを発注してしまうというのもいいのかもしれません。
余談ですが、日本独特の文化であるハンコ。
これってアイコンですよね?ちょうどアイコンのように丸ですし。
角印なんてのもありますしね。
ハンコがアイコン。
ハンコン。なんて。
ホントノではロゴからアイコン、ブランディングに関する企業や製品、サービスの見た目をWEBクリエイティブ視点でコンサルティングいたします。